VRZONE-Project i Can-へ行ってきたレポ

おはようございます、こんにちは、こんばんは、初めまして

かせです、ゲーム作ったりしてます

 

さて、巷で最近話題のVRですが、VRZONEなるものが有料でVRアトラクションを展示しているということを聞き、予約を(友人に丸投げ)して自分含めて3人で行ってまいりました

project-ican.com

体験した中から抜粋して、以下レポです

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入場

予約制のため、入退場に5分ずつの時間が設けられており体験時間は入退場含めて1時間30分

全ては体験できないかなと思っていましたが、思ったよりも人は少なくスムーズに入場できました

 

見た感じだと20人いないくらいだったかな?と思います

 

アトラクションはバナパスポートでの支払いのみ対応とのことで、カードを購入してお金をチャージしました

バナパスポート持ってなかったので300円の+出費)

 

その後アテンドさんの諸注意などの説明を受け入場

すぐそばにロッカーがあり(無料)、荷物を預けることもできたので身軽に体験できるよう配慮されていました

 

さらっと見回しましたが、デバイスは基本的にHTCViveとViveコントローラでした

 

脱出病棟Ω

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一番最初に体験したのはこれ、ホラーアトラクションです

 

 

自分は体験時間12分というのが一番最初に気になりました

VRコンテンツを制作したことのある方なら「割と長いな〜」と思うのではないでしょうか

 

次に気になったのが2〜4人で体験できるということだったのですが、マイクを使ってボイスチャットをしながら一緒にゲームができるということらしいです

しかも他の人と協力して何か謎を解いたりして脱出しないといけない!(誰か一人が死んでしまう、時間制限を越えると全員ゲームオーバー)

 

アテンドさんに従って、実際にプレイを始める前に名前とアバター(男性か女性か)をタッチパネルで入力してからViveをかぶってゲームを開始

自分は車椅子に座っていて、周りを見回すと友人たちのアバターが車椅子に座っている

 

・・・だけならよかったんですが、既に血まみれの死体っぽい何かが転がってる

いやもう怖いんですけど・・・

 

友人も「スゲェ!スゲェ!」と壊れたテープレコーダーのように繰り返すばかり、僕も半笑いになりながら車椅子を進めました

 

ゆっくり車椅子が進んで、3人で並んで進む・・・

と思いきや全員が違う道へ分かれる

 

登録順で体験が変わります

とは言われていたのですが、そういうことかー!

一人で進むのは非常に怖く、進むたびに何かが飛び出してきたり椅子が揺れたり訳のわからないモノに追いかけられたり(ホラーでネタバレはあれかなと思うので伏せます)

 

ホラーに耐性があって、叫んだりしたところを見たことがない友人が叫びました。 

 

他にもいろいろなゲーム要素があり、とても完成度が高かったと思います

特に全員で協力してゴールまでたどり着く、と言う部分でソーシャル感の高いVRコンテンツとしてとても良いものでした

日本でここまで完成度の高い多人数VRコンテンツをやったことがない・・・

ぜひ体験して、叫んでみてください

 

アーガイルシフト

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女の子が可愛いので神コンテンツです、いい仕事したぞ原田

 

視点で照準を動かすタイプのVRシューティングゲームで、コックピットを模した席に座って操縦桿を握ります

それだけでオタクな育ち方をしてきた自分は高まったのですが、ゲームが開始すると女の子が急に目の前に

おっぱいが目の前に

過度な露出が目の前に

尊い・・・

 

周りを見回すと自分が操縦席に座っていて、周りが格納庫、いわゆるハンガーなのがわかります

そして隣にはさっきのおっぱパートナーの女の子がいて自己紹介をしてくれました

名前は忘れた

 

どうやらこれからこの操縦席ごとロボに乗り込んで発進するみたい

と思っていると、発進シークエンスへ

 

席がガッタンガッタン揺れて

ロボが目の前にいて

高まる

 

ロボに乗り込むと視界が真っ暗に、わちゃわちゃと起動シークエンスのUIが表示され視界が開けます

そしてそのままハンガー下部のハッチが開いて投下されます

周りのロボがどんどん投下されて自分の番が怖い

 

パートナーの子は操縦席で頭をぶつけてるし可愛いとか思ってたら、投下され、浮遊感

席が揺れ、本当に浮いてる感じがしたんです・・・

 

そのまま空中で空を飛ぶ、気持ちいい

感動・・・これは文字だと表しきれないです

 

そんな感動に包まれていた中、前方の機体が突然爆発。襲撃のアラートが

てんやわんやで操縦桿のトリガーを引いて照準を合わせて現れた敵ロボを倒す倒す

何が起きてるかわからん!けど楽しい!

 

 と、現れる敵機をバッサバッサとなぎ倒し(割と撃ち漏らしはしている)

最後に敵拠点を破壊するミッションへ

 

首を振り敵の妨害をうまく避け、拠点に攻撃を打ち込むという内容でした

クリアしてやりましたよ、やったぜ

 

そして、エンディング、to be continued...

続きが気になる・・・!

 

と全体的に夢を叶えられる内容で大満足

完成度も非常に高く、動く割に全く酔わない!ので

ぜひ体験してほしいですね

 

ただ改善してほしい点もちらほらと。

 

・視点で照準を動かすシステム

やはり疲れます(自分でVRSTGを作った時も思った)

短時間はまだいいんですが・・・長時間のプレイには絶対に向かないので何がしかの対策がいりそう

個人で対策をした時はレティクルをかなり大きくして、レティクル内の敵にオート追尾して当たるようにしました(レティクルから外れても照準内で撃った弾は追尾して当たる)

首の動きが少ないので比較的楽です

 

・敵に撃たれる弾を避ける方法がわかりづらい

これは湧いてくる敵に感じました、あるいは避けられないようになっていたのかもしれませんが・・・

3D空間上で自分に向かってくる弾を視認して避けるのって非常に難しいんですよね

アラートを出して、避ける方向も示唆してあげないと多分無理かなと思います

 

・最後のミッションで、いきなり視点を動かして避けるというシステムになる

これは他の体験された方も言っていましたが、突然システムが変わるのでわかりづらいです

直前に説明があれば変わったと思います

 

一人用なので色々見れました

これだけ良い(悪いところとかひねり出さないとないレベル)コンテンツなので、次回作ではもっと良くなることを期待しています

 

 高所恐怖SHOW

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体験する前は別に大丈夫やろ、なんか皆足震えたわーとか言ってるけど大丈夫やろ

って思ってました

 

いやほんと足震える

 

体験の内容は、エレベーターで超高層へ上がり、細い板の先にいる猫を抱えて戻ってくるというもの

見た目はこんな感じ

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Viveを被って、手の甲にモーションセンサーを付け、クロックスにモーションセンサーがついたものに履き替えて、命綱をつけて体験します

センサーがあるので手と足を動かすとVR空間内でもちゃんと認識して動きます

 

そしてこの板、揺れるようになってるんですね、少しバランス崩すとカタカタ揺れます

恐る恐る板を渡って、猫を掴むとVR空間内の板が少し割れて落ちます

 

「やめろや!」

叫びました。リタイアを本気で考えました

 

やめるわけにはいかないと思い(友人は二人ともクリアしていた)

ゆっっっっっくり振り向いて帰りました

 

無事生還し、親猫がお出迎えしてくれました

シンプルですが、超怖かったです

 

自分はVRコンテンツを開発していることもあり(OcuFesとかも参加してた)んですが、今まで体験した中で文句なしで一番没入感が高かったです

 

導入でまずエレベーターホールからエレベーターに乗り込むという段階で前に歩き、実際に手と足がついてくることでVR空間を見ているという感覚を無くさせる

板が少し揺れることで本当に下に床はないんだと錯覚する

3Dサウンドでさらに没入感を高める

 

非常にクオリティが高く、素晴らしいと思います

 

VRZONE予約してて楽しみです!という人は絶対にやってみてください

ただ本当に怖いので高いところが苦手な人はオススメしません

 

最後に

抜粋して3つレポしましたが、他のコンテンツも素晴らしいものばかりでした

実際に体験してみてほしいと思います

 

今まで自分は「日本のコンテンツ海外に負けてるよなー、資金面とかでも仕方ないのかなー」とか思ってたんですが印象がまるっきり変わりました

 

今後のGoogleが提供するDaydreamや、PSVR。日本展開が本格的に始まったViveなど・・・

ムーブメントが起きてきたなと思っていて、今後がとても楽しみです!

自分も何か作っていきたいなーと熱が上がりました

 

素人文で長々と書きましたが、最後まで読んでくれた方

ありがとうございました